バトンタッチ!涙と絆の返礼祭

遅ればせながらようやく、ようやく流星隊の返礼祭の感想を書いていこうと思います。

まず軽くストーリーを振り返ってみます。

 

 

「プロローグ」 海洋生物部の部室にいた奏汰の元に薫が遊びに来る。部室の水槽や颯馬の話になる。

 

「泣かない人」

第一話 バスケ部の追い出しパーティ中、翠とスバルが千秋の話をしている。二人とも辛辣なコメントをするが千秋の誰に対しても分け隔てなく接する性分を心からすごいと思っているようだ。そこに千秋がやって来ていつものように絡み、最後にみんなで試合をすることになる。

 

第二話〜第三話 追い出しパーティは湿っぽい空気は何一つなく終始明るく行われた。その後学校に忘れ物を取りに来た翠が体育館で一人泣いている千秋を発見する。千秋は翠に気づくと瞬時に涙を隠して笑顔になり、翠は彼のそんな姿に苛立ちを感じる。

 

「祝福と返礼」

第一話~第二話 英智に生徒会室に呼び出された千秋(とついてきた)奏汰は流星隊が返礼祭に参加する表明を出していないことを知らされる。英智曰く、流星隊はこれまで一年生の意見を尊重してきたから故に失敗も多かった。だが失敗を経て着実に実力をつけていく大器晩成型のユニットなので大丈夫だと思っていたがこれはいささかどうなのであろうかと。千秋は本当は今すぐにでも駆けつけたいがこれは一年生達が自分で乗り越える試練だと見守ることを決める。

 

「不安と沈黙」

第一話 放課後、日直で一人教室に残っていた忍に転校生が流星隊の返礼祭への参加について聞く。忍は参加する気満々だが、他二人が思うところがあるらしく返礼祭の話題もなかなか出せないらしい。

 

第二話 鉄虎に会いに武道場にやってきた忍と転校生。二年生になるためにもう甘えん坊は卒業しなきゃとどこか大人びた鉄虎。流星隊は返礼祭の参加を辞退するという。

 

「傍観者たち」

第一話 将来のことについて話す千秋と薫。千秋はマルチタレントとして活動しながら特撮のヒーローを目指す。薫はなんとか父と兄を説得し、卒業後零と一緒にやっていきたいと思っている。奏汰は結局はっきり明かさなかったがみんなと共にいたいから自分なりに決着はつけるようだ。

 

第二話 喫茶店で暇をつぶす千秋、薫、奏汰。零から連絡が入り学校に戻る薫入れ違いに忍が二人のもとに泣きながらやってきた。

 

「流れ星の涙」

第一話~第四話 鉄虎と翠がケンカをしている現場に駆け付けた四人。千秋は仲裁に入ろうとするが鉄虎にすっこんでろと一蹴される。ケンカの原因は鉄虎が返礼祭について翠に相談をもちかけた時にいつも通り気のない返事をされ彼の態度に腹がたってついつかみかかってしまったそうだ。鉄虎は自分が時期リーダーとして未熟なことを吐露するとともにいつまでも甘えている翠にキレる。一方翠も自分が今まで思っていたことをむちまけた。

 

「未来の英雄」

第一話 返礼祭当日。二人だけで参加することになり明るくふるまう忍と翠のことを少し引きづっている鉄虎。しかし忍に励まされ前向きになる。そこに奏汰を探しに来た薫がやってきた。奏汰は流星隊で手一杯なので颯馬のフォローは彼一人でやるようだ。

 

第二話 二人でステージに立つのだが翠のことを仲間のピンチを見捨てるような奴ではないと心の底で信じていて三人でのパフォーマンスを練習する。一方八百屋の手伝いをしていた翠だがいつも逃げてばかりの自分を省み大好きな流星隊のために駆け付けることを決意する。

 

第三話~第四話 八百屋に千秋と奏汰がやってくる。そして店は自分達が手伝うから翠は二人の元に行けと言う。渋る翠に千秋が自分がアイドルになった理由や何度も現実に打ちのめされて絶望したことを明かす。

 

エピローグ① 返礼祭のプロデュースで疲れて眠ってしまった転校生を講堂まで運ぶ英智に出会うスバル。Fineは前半戦を好成績で突破したようだ。英智は夢ノ咲のトップアイドルという自分の肩書を桃李が育ち切るまでスバルに預けておくそうだ。

 

エピローグ②~⑤ 講堂で今後について話す薫と奏汰。薫は奏汰の家の事情がきつくなったらいつでも助けになると言い、二人はまたどこかで再開することを約束し別れる。

その後ようやく流星隊が五人揃う。みながそれぞれの思いを胸に名乗りを上げ、五人揃って流星隊の最後のステージが始まる。

 

 

 

あんスタのストーリーは毎回情報量が多いのですが今回はいつに増しても多いのなんの...正直今でも自分の中で消化しきれてないのです...あんスタのストーリーを消化しきれるオツムがほしいところですね本当。

 

 

 

 

三年生が卒業して次は自分達が主体になってユニット活動をしていかなければならない事はみんな重々承知していてもつい最近まで先導してくれていた人達がポンと抜けてはいじゃあ君たちの好きなようにやってください!って言われてまぁすんなりは行かないし政権交代して初めての試練なんですよね。

歯車が円滑に回っていたのは今までこっそり先輩達が潤滑油を流してくれていたからであって。そしてその潤滑油が突然途切れると歯車の回りも鈍くなる、鈍くなるどころが止まりもする。下級生たちは初めての事態に戸惑うし上級生たちはそれを見てヤキモキすることしかできない。英智の言う通り本当に罪作りなドリフェスですよ。

 

 

 

時期リーダーに指名された鉄虎は流星隊の1年生の中でも一人先を見据えて行動しようとしているのに、現状の自分の力量が足りなくて全然思い通りにできないことが悔しくて苛立ってどうしようもない。翠の甘えたにムカついてるけど結局それすらも、「昔の自分をみているようで」怒っているし仲間と向き合いながら同時に今までにないほど自分と向き合っている時期なんですよね。

 

 

 

千秋はこれまで基本的に皆の前では常に明るく笑顔を絶やさず自分が辛くても絶対それを表に出さない。それが「ヒーロー」である自分のアイデンティティでありプライドであり弱音なんてもってのほか。特に昔の自分を知らない一年生にはかっこ悪い話なんて絶対したくないんですよね。なのに鉄虎が自分は流星レッドに相応しくないと言った時は「俺だって最初のうちは失敗ばかりだった。何もかもうまくいかなくて、赤い色を見るだけで吐き気がしたくらいだ。特撮番組なんて嘘っぱちだって、こんなに何もかも都合良くいくわけがないって...そんなふうに大好きだったヒーローを呪って、泣き寝入りした夜もあった」また返礼祭に行くのを渋る翠に「『自分にできること』のなかから、短絡的に生き方を選んだだけだ」「俺は子供の頃からヒーローが大好きで、それっぽい『流星隊』に入った。実態は酷いものだったけどな...。何度も幻滅して、後悔して、涙が嗄れるぐらい泣いたよ」とあっさり自分の過去を明かします。

困っている人がいれば自分を投げ打ってでも助ける。もちろん底に承認欲求とか自己顕示欲とか、諸々の打算が全くないというわけではないでしょう。でも千秋や、流星隊が憧れた特撮のヒーローだってそういうものを持った人間によって作られたものですし、聖人君子でいる必要なんてないんです。高い志なんてなくていいし目的を達成するために利用してもいいから自分の行動が困っている人達を、仲間を、救って皆が笑顔になる。それでいいじゃないか。千秋が三年かけて出した「ヒーロー」としての在り方です。

 

 

翠くんの「鬱だ死にたい」の口癖。ここに来てようやく腑に落ちました。彼の口癖は「自信のなさ」から来ているんですね。本来の翠くんは注目を浴びるのが嫌いで教室では後ろの方で気の合う友人達とのんびり談笑し、学校の外では自分を受け入れていくれる家族と大好きなゆるキャラに囲まれて平穏に暮らしていたかったんです。しかし間違いとはいえ夢ノ咲学院のアイドル科に入学してしまってから世界が一変します。野心と個性がひしめき合う学校で、スポットライトを浴びて精一杯自分をアピールせねばならない。自分よりもしっかりと将来を考えて、ものすごく努力している人達が弱肉強食の世界で次々と排除されていくのに見た目しかない自分が何故かここまで生き延びてしまっている。ここで生き残っていくことも、先輩や友達の期待に応えることもできない。だって自信がないから。自分には見た目しかないから。

ストーリーを読んでいると翠くんの嫌なことから目を背けて誰かに助けてもらえるって期待してる甘ったれな部分が浮き彫りになりがちですがちょっと考えてみると、こういう逃げの姿勢って一般人としては普通の事だと思うんです。そりゃ人生のイベントで逃げてはいけないこともありますよ?でも嫌なことから逃げるなんて皆やってることだと思うんです。

「部活が嫌だから勉強するという名目で退部する」「苦手な人がいるから極力接しないようにする」「現実の人間関係が上手くいかないから自分の世界にこもる」「仕事したくないから結婚する」個人的には逃げることが必ずしも悪だとは思っていないんですけどね。

 

 

でも翠くんは逃げなかった。鉄虎のような憧れの人や強い信条があるわけでもなく、忍のように一人で堂々と貫き通す強さがあるわけでもない彼が逃げなかったのはなぜか。流星隊のみんなが大好きだったから。どれだけ自分にとって苦しい世界でも流星隊の皆とすごす時間はいつしかかけがえのない大切で愛おしい時間になっていた。暑苦しくてウザい先輩はいつの間にか彼の世界を照らす一等星になっていた。

 

 

 

 

 

 

「ん〜...ちあきは、もっとじぶんの『おおきさ』をじかくするべきですね あのこたちにとっては、『たいよう』がしずんだのと『おなじ』でしょう 」

メルティ 甘くほどけるショコラフェス感想

ショコラフェスイベントストーリー第二弾はRa*bitsとKnightsがメインです。

筆者は「感謝!ほろ苦ショコラフェス」のときはあんスタをプレイしていなかったので今回が初ショコラフェスになります。去年のほろ苦ショコラにに対して今年は甘いショコラになっていますね。タイトルをみた瞬間明治の某有名チョコレートを思い浮かべた人も少なくないと思います。では今回のストーリーの簡単な内容です。

 

第一話 朝の登校時、最近ダイエットのために電車通学をしているという司とあんずが出会う。司からショコラフェスの概要を聞く。

 

第二話 その日の昼休み、セナハウスでKnightsの作戦会議の予定だったが嵐がTrickstarのチョコ作りの指導をすることになっていることを思い出し、放課後に延期。「ショコラフェスは戦争だ!」と意気込むレオにショコラフェスは手作りチョコレートでファンをもてなすためのイベントだとたしなめる司だがもちろん、新規ファンを獲得のチャンスだと胸に闘志を秘めていた。

 

第三話~第四話 放課後Ra*bitsの練習中、楽しみなことがある光がソワソワして集中できないから走ってくる!と飛び出していく。光が心配な友也の発案によりなずなと友也二手に分かれて光を探すことに。友也は光が自分達とのレッスンよりも楽しみなことに胸が痛む。「俺たちとの関係はその程度だったのかって、寂しさと切なさがごちゃ混ぜになって...」そしてレオを探していた司と出会う。

 

第五話~六話 猫と戯れているレオと光を発見する。レオが光と友也のことを「ミッツ」「シロ」と呼ぶことに対し、自分がKnightsに入りたての頃なかなか名前を覚えてもらえなかった事を思い出して憤る司。光はすでに立ち直っていて練習室に戻り、猫をセナハウスに連れていくために友也もKnightsのところに一緒に行くことになる。

 

第七~十話 やってきた友也をKnightsのメンバーは快くもてなし皆で嵐のチョコを食べる。(脇で瀬名は甲斐甲斐しく猫の世話をしていた)レオの発案により友也と司でユニット衣装を交換することに。かっこいい衣装を着てウキウキする友也とかわいい衣装に恥ずかしそうに身を包む司。普段はかわいいをコンセプトやっているがやっぱりかっこいいと言われることに憧れる友也だがこれからもずっと「かわいい」Ra*bitsでやっていくことに誇りを持っていた。次の日、厨房で追加のチョコを作るKnightsとRa*bitsがたまたま一緒になり和気あいあいとチョコ作りをし、それぞれ本番に向けて気持ちを固めていくのであった。

 

エピローグ ショコラフェスのRa*bitsでのステージで、各メンバーが自分の個性を精一杯披露しながらライブをする中なずなはメンバー達の成長を喜ぶと共に自分もこの子達と肩を並べて歩んでいくことを強く胸に刻むのであった。

一方午後からライブの予定になっていたKnightsは午前の時間が押してようやくライブができることになり、持て余した時間を吹き飛ばすようにメンバー各自がいつも通り甘く紳士的で情熱的なライブで女の子達をメロメロにし、Knightsのライブは最高の盛り上がりを見せていった。

 

 

 

ざっと簡単にまとめるとこんな感じです。

ショコラフェスはモチーフがハートということでかわいいがコンセプトのRa*bits向きのドリフェスと言えますね。ビジュアルももちろんですが練習中にお互い「可愛い可愛い♪」とキャッキャできるしののんと友也くんのようなああいうやりとりがナチュラルにできるのもやはりRa*bitsならではだと思います。

 

今回は光くんの問題はあったものの最後には解決しましたし、全体的に明るい内容だったので心穏やかにイベントを楽しむことができましたね。(ライブのしののんが出てくるたびに心がぴょんぴょんしていたのでそういう意味では穏やかではなかったのですが)。そして筆者は紅茶部推しなのでライブがリッツとしののんWで登場したのが嬉しかったです。

 

 

今回、なずなと友也がRa*bitsについてストーリーの中でよく語ってくれていましたが二人とも「仲間で、友達で、家族」という言葉を使っていたんですね。この言葉、特に「仲間」と「友達」って似ているような雰囲気がするけど意味合いが結構違うんですよね。

最近「仲間」と「友達」の違いについて人と語っていたので少し気になりました。その話合いの結果から、「仲間」というのは「性格や趣味が違うが目的を同じにする者同士が集まること」 「友達」は「性格や趣味が合う者同士が自然と一緒にいるようになること」という定義を出しました。

この「仲間」と「友達」にも長所と短所があって前者は「結束力が強く、困難に合ったときもお互い助け合うことができる。しかし目的を達成した後は疎遠になりやすい」

後者は「波長が合う者同士なので長期的な交流が望める。一方、人生の何かで躓いたときはお互い解決策を出し合って助け合うのが難しい」

(私見のように書いていますがこの部分は教わった部分の方が大きいです...当人が見ていらっしゃるかどうかは分かりませんがこの記事を書く上で引用させていただきました)

 

 

例えるなら学生の部活動で躓いてることがあった時、相談するなら教室の友達よりも部活動の仲間に相談する率の方が高いと思います。大学のゼミで勉強している事についても同じゼミの仲間に相談しますし、働くようになって仕事の相談なんかは絶対職場の人や同業者でないと相談できませんよね。友達は愚痴を聞いてくれたり、落ち込んでいるときに慰めてはくれるけど専門性の高い答えがほしいと思ったらやっぱりそっちの分野で一緒にいる人達に相談した方が具体的な解決策が出ますし。

 

 

 

「仲間」と「友達」どっちの方が良いとかそういう話ではないのですが、どちらに重きを置くのかっていうのユニットによって結構変わってきますよね。

KnightsやUNDEADなんかは典型的な「仲間」型のユニットだし、Trickstarは全員同学年ということもあり「仲間」「友達」両立型のユニットです。そう思うと各ユニットの雰囲気やスタンスを考えるときに役に立つ一つの考え方なのかなと思います。

Ra*bitsがこれに「家族」が入ってくるのですから親密になる分、ちょっと拗れたときが単に方向性の違いとかだけではなく結構ナイーブな問題になってしまうのかなと思います。(実際メンバーが本当に家族の2winkをみてるとその大変さが分かりますよね...)でもこのショコラフェスのなずなと友也の回想を聞く限りそれもこのメンバーなら乗り越えてやっていけるという力強さを感じられるので、安心して見守ってもいいんだなと思います。

 

 

 

そして次回はついやって来てしまいました返礼祭!!!!あんスタ界に「卒業」というものがある限り避けては通れないイベントですね...

果たして流星隊の返礼祭はどうなってしまうのでしょうか...まだストーリーもネタバレもほとんど読んでいない状態なのですがいろんな意味で大荒れになることが予想されます。

 

それでは。